
11月の第三木曜日はボジョレーヌーボーの解禁日です♪
今回は、毎年話題になるキャッチコピーや、ボジョレーヌーボーの意味など豆知識をまとめました!
ボジョレーヌーボーは赤ワインばかりですが、白ワインはあるのかないのか?といった疑問から、未開封の場合の保存方法や、栓を開けた後の飲み残しの保存期間までご紹介していますので、今年のボジョレーは昨年より楽しめること間違いなしですよ♪
ボジョレーヌーボー2019のキャッチコピーは?
ボジョレーヌーボーは毎年キャッチコピーを発表していますが、キャッチコピーはボジョレーの解禁日に公表されています。
ボジョレーヌーボーは毎年キャッチコピーを発表していますが、キャッチコピーはボジョレーの解禁日に公表されています。
ボジョレーヌーボー2019解禁日はいつ?
ボジョレーヌーボーは毎年11月の第三木曜日となっており、今年2019年は11月21日(木)となります!
ボジョレーヌーボー解禁日はなぜあるの?
以前は11月15日でした。この日が土日の場合、ワイン業者が休みになってしまうので、1985年より11月の第三木曜日に定められたというわけです。
解禁日がなぜ定められたかというと、早出し競争になってしまい品質低下が問題となったため、設けられました。
早く売ったもん勝ち…そんな自分勝手な業者を防ぐために決まりができたんですね!
ボジョレーヌーボー歴代キャッチコピー
- 1995「ここ数年で一番出来が良い」
- 1996「10年に1度の逸品」
- 1997「近年まれにみるワインの出来で過去10年間でトップクラス」
- 1998「10年に1度の当たり年」
- 1999「1000年代最後の新酒ワインは近年にない出来」
- 2000「今世紀最後の新酒ワインは色鮮やか、甘みがある味」
- 2001「ここ10年で最高」
- 2002「過去10年で最高と言われた01年を上回る出来栄え。1995年以来の出来」
- 2003「100年に1度の出来、近年にない良い出来」
- 2004「香りが強く中々の出来栄え」
- 2005「ここ数年で最高、タフな03年とはまた違い、本来の軽さを備え、これぞ『ザ・ヌーボー』」
- 2006「今も語り継がれる76年や05年に近い出来」
- 2007「柔らかく果実味が豊かで上質な味わい」
- 2008「豊かな果実味と程良い酸味が調和した味」
- 2009「過去最高と言われた05年に匹敵する50年に1度の出来栄え」
- 2010「1950年以降最高の出来と言われた2009年と同等の出来」
- 2011「近年の当たり年である09年に匹敵する出来」
- 2012「史上最悪の不作だが品質は良く健全。糖度と酸度のバランスが良く、軽やかでフルーティーな仕上がり」
- 2013「みずみずしさが感じられる素晴らしい品質」
- 2014「近年の当たり年である09年と肩を並べるクオリティ」
- 2015「我がワイン人生最良のヌーヴォー」
- 2016「エレガントで酸味と果実味のバランスがとれた上品な味わい」
- 2017「豊満で朗らか、絹のようにしなやか。しかもフレッシュで輝かしい」
- 2018「理想的な条件の元、素晴らしいヴィンテージへの期待高まる」
ほとんど最高の出来であることには変わりないのですが(笑)、詳しく見てみると、2005年、2009年、2011年が当たり年だったのかな?と思いました。
何年で最高の出来~といったキャッチコピーか、味の説明的なキャッチコピーに分かれますね。
昨年は味の説明が入ったキャッチコピーでした。
今年はどちらでしょうね?!
ボジョレーヌーボーのブドウの品種は決まってる?
品種はガメイ種!
ボジョレーヌーボーで使われるぶどうの品種はガメイ種というぶどうです。
タンニンが少なく、長期熟成には向かない品種で、ボージョレ・ヌーヴォー以外ではあまりお目にかからない品種です。
ボジョレーヌーボーの意味は?
そもそも、ボジョレーヌーボーの意味はご存知でしょうか?
フランスにあるボジョレーという地区で作られた新酒(ワイン)のことをボジョレーヌーボーといいます。
ヌーボー(NOUVEAU)とは、フランス語で新しいものという意味があります。 ボジョレーで作られた新しいお酒=ボジョレーヌーボーというわけですね!
ボジョレー/ボージョレ?ヌーボー/ヌーヴォー?どれが正しい?
ちなみに、ボジョレーとボージョレの表記の違いがあるのはご存知でしょうか?
ボージョレ/ボジョレーだけではなく、ヌーボー/ヌーヴォーも表記に違いがあるんですよ!
これは製造元や販売店によって表記が異なるんです。
以前はボジョレー、最近はボージョレが多い傾向に!
コンビニはセブンイレブン・ミニストップはボージョレで、ローソン・ファミリーマートはボジョレーでした。
その他酒造会社や小売店はボージョレが多いという印象を受けました。
テレビなどのメディアでは、テレビ…ボジョレー、新聞…ボージョレの傾向があります。
つまり、どちらも合っているということですね(笑)
ヌーボーよりヌーヴォーが多い!
ヌーボーの場合は、ヌーボーは1社、ヌーヴォーが10社と圧倒的にヌーヴォー表記が多かったです。
なので、コンビニはボジョレーヌーヴォーで、酒造会社や小売店はボージョレ・ヌーヴォーが多いということですね!(そんな中、小売店のドン・キホーテはボジョレーでした)
「Beaujolais」と「Nouveau」の間の区切りも、「・」だったり、空白だったり様々な中、「・」で区切られている表記が多かったです。
ボジョレーヌーボーに白ワインはある?
ボジョレーは99%が赤ワインで、白のボジョレーはまったく生産されていないということはないのですが、ほとんど生産されていません。
この割合はボジョレーワイン全体で出したものなので、ヌーボーに絞ると、生産は0%です。
白のボジョレーヌーボーは存在しないということですね。
ボジョレー地区の隣のマコン地区では、シャルドネを使った白ワインの新酒が作られています。
ヌーボー(新酒)飲み比べで、赤は「ボジョレー」白は「マコン」で比較してみるのも楽しそうですね!
ボジョレーヌーボー賞味期限は?いつまで飲める?
ボジョレーヌーボーに使われるガメイ種は、先述の通り長期熟成に向かない種類のぶどうです。
ワインのボトルを見ても賞味期限は書かれていませんが、未開封の場合は、美味しく飲めるのは年末、遅くとも翌年の春までには飲みましょう。
未開栓の場合の保存は、日光が当たらない暗くて涼しい場所にします。
早めに飲み切る用に作られているワインは、瓶詰された時が一番美味しいので、解禁日に飲むのが一番美味しい飲み方になりますね!
飲み残しのボジョレーヌーボー、保存方法は?
一度栓を開けてしまったボジョレーヌーボーは、空気に触れないようにして密閉して冷蔵庫に保存すれば、数日は持ちます。
味は落ちていますので、ホットワインにしたり、料理に使っても良いですね♪
ボジョレーヌーボー安いのはドン・キホーテ!
調べたところでは、ドン・キホーテが549円(税抜)で一番安かったです。
あとは、イオンも1,000円未満で販売予定です。
予約も始まっていますので、10月に予約すると早得でお得に買えます♪
ボジョレーヌーボー2019毎年話題のキャッチコピーは?いつからいつまで飲める?まとめ
今回は、11月に迎えるワインの祭典ボジョレーヌーボーについて豆知識をご紹介しました。
知らないで飲むのと知って飲むとでは、美味しさも違いますし楽しみ方も倍増しますよ♪
